Diaries written in February 2021.
夜分に障害の対応をした.とはいえ,普段触らないものだったので,本番環境で ALB の設定を少しいじる裏方だけをやって,原因分析やらその後の対応方針を考えるのは他の人におまかせをした.
「裏方だけ」というが,1年半前には絶対にできなかったことだと思う.昨年11月に異動してから,随分と色々な面でできることが増えてきて,また評価もしていただけたことは大変ありがたいことである.新卒で入社した際は何もできることがなかった(プログラミングは好きではなかった.多分,いまも)のだが,いまは日常業務で他の人の足を引っ張らない程度にはこなせているのではないかと思いたい.
…といったふうに振り返ると嬉しかったり心穏やかに思うことのある反面,ピーター・ドラッカーによる次の言葉を思い起こさずにはいられないのである.
> しかし,学ぶことのできない資質,後天的に獲得することのできない資質,始めから身につけていなければならない資質が,一つだけある.才能ではない.真摯さ(integrity)である.
高校生の時にはピンぼけしていたこの言葉が,この歳になって少しずつ像を結んでいるように思う.
真摯でありたいものである.特に自らの信じるものに対して.
父の写真を撮った.記憶する限り,はじめてのことである.